10話ごとに設定を書きだすようにしてみました。

星降る里のエメリアを作成してた時にも、書いたことがありますが、話が進むと接例を忘れてつじつまが合わない物語を作るようになってきたので、今回は以下のように設定をした。
定期的な確認: 1話ごとに物語の進行を一時停止し、以下の ...
芹沢鴨の異世界日記 第三十九話

魔王討伐の旅路は、これまで以上に険しいものになるだろう。だが、俺は、この伝説の剣と、『スキル作成』の力があれば、どんな困難も乗り越えられると信じていた。アルベルトもまた、俺を信じて、共に歩んでくれる。
俺たちは、王
芹沢鴨の異世界日記 第三十八話

伝説の剣を手に入れた俺たちは、王都へと戻る道を急いだ。俺の背中には、伝説の剣『星辰剣』が収められている。その剣は、鞘に納められていても、かすかに青い光を放ち、俺の心に、これまで感じたことのない、巨大な力を感じさせていた。
芹沢鴨の異世界日記 第三十七話

石像の腕に握られた剣は、まるで夜空の星を閉じ込めたかのように、青い光を放っていた。その剣から放たれる魔力は、俺がこれまでに感じたどんな魔力よりも、純粋で、そして、圧倒的だった。
「……伝説の剣……」
俺
芹沢鴨の異世界日記 第三十六話

迷宮の主は、迷宮そのものと一体化した巨大な生命体だ。物理的な攻撃は通用するが、無限に湧き出てくる木の根を相手にしていては、いずれ俺たちの体力は尽きてしまう。俺は、この迷宮を、根源から断ち切る力が必要だと悟った。
「
芹沢鴨の異世界日記 第三十五話

俺から差し出された花を、アルベルトは戸惑いながらも口にした。花は、たちまち光の粒子となり、アルベルトの身体に吸収されていく。すると、アルベルトの顔から、苦痛の表情が消え、肩の傷も、みるみるうちに癒えていった。
「…
芹沢鴨の異世界日記 第三十四話

王都を後にした俺たちは、『古の森の迷宮』を目指して旅を続けた。王都の喧騒から離れるにつれて、道は次第に森の奥へと続いていく。周囲は、巨大な木々に覆われ、太陽の光すら届かないほどに鬱蒼としていた。
「……古の森の迷宮
芹沢鴨の異世界日記 第三十三話

アルベルトから魔王討伐の願いを聞かされた俺は、その言葉に、胸の中で新たな炎が灯るのを感じた。それは、かつて新撰組局長として、京の街を守ろうと燃やした、あの熱い魂と同じものだった。
「……魔王、か。面白そうだ」
芹沢鴨の異世界日記 第三十二話

古城の依頼を終え、俺とアルベルトは王都へと帰ってきた。ギルドで報酬を受け取り、古城で手に入れた魔物たちの素材を換金すると、俺たちの手元には、またしても莫大な金が残った。
「すげえ……! また大金持ちだぜ、芹沢!」
芹沢鴨の異世界日記 第三十一話

俺の剣に纏わりついた光は、アルベルトの魔力、そして、俺の剣術が融合した、新たな力だ。俺は、その剣を携え、紫色の光の塊に向かって、一気に間合いを詰めた。
「『光剣』……一の太刀!」
俺の剣は、光を放ち、光